昨日、梅田のdocomoスマートフォンラウンジに立ち寄ったので
まだ触ったことがなかったdtabとOptimus G proを触って来ました。
まずはdtab。
その筋の方ならみんなご存知かと思いますが、dtabはファーウェイ製です。
MediaPad 10 Linkというファーウェイ製Androidタブレットをベースに
作られたもの、というよりdocomoオリジナルのアプリケーションや
サービス向けにちょっとだけ加工されたものと表現したほうが正しいかも。
要するに、dtabは立派なAndroidタブレットということです。
スペックはWXGAディスプレイに1GBのRAM、そして1.2GHzのクアッドコアCPUに
16コアものGPUによるSoC"K3V2T"を搭載などなど、最先端のハイエンド機と
比較すると見劣りはするものの、まだまだ十二分に使えるスペックです。
ちなみにSoCのK3V2Tは、ファーウェイ最新のAscend D2やAscend Mate、
また旧世代のAscend D1 quadやHonor2に搭載されている"K3V2"の
低クロックモデル かと思われます。
実際に触ってみた感想としては、ときどき動きがカクついたりモッサリすることが
ありました。発売までに改善されてるといいのですが…。
各ベンチマークもこんな感じで、これくらいのスコアが出ていれば大丈夫な気もします。
またMediaPad10Linkもといdtabは上の写真のように下のオンスクリーンバーを
隠すことができます(ベゼル側からディスプレイ側にフリックすることで復帰)。
5インチ版Ascend D2やAscend Mateと同様の機能ですが、なにげに便利です。
個人的な感想としてはHuaweiロゴが無いのがちょっとした不満です。
次はOptimus G pro L-04E。
FHDディスプレイ搭載ハイエンドモデルなので、期待を寄せながら触ってみました。
右がOptimus G pro L-04Eで左がHonor2です。
Honor2もなかなか大型なのですが、それ以上に一回り大きいです。さすが5インチ。
そしてびっくりしたのが、Optimus G L-01Eでは封印されていた
LGオリジナルのロック解除方法が復活していたこと!
docomoのパレットUI準拠(?)のロック解除方法(正式名称はdocomoロック)が
あまりにもカッコ悪い(あくまで主観的な感想ですが)のでうんざりしていたのですが、
これによりOptimus G pro L-04Eの価値が高まったといっても過言ではありません。
それにしてもLGオリジナルのロック方法解除はエフェクトがかっこいいですよね。
Optimus G LGL21でも使っていますが結構クセになっちゃいます。
そして肝心の動作性ですが、FHDだからカクついたりもっさりしてる、
なんてことは自分が触った限りでは全く皆無でした。
Optimus Gと同じSoCでディスプレイをHDからFHDにしたんだから、CPUのクロックを
ちょっと上げたところであのヌルサクなOptimus Gには敵わないだろうと
思っていたのですが、いい意味で予想が外れました。
「Optimus Gの画面の解像度をHDからFHDにすり替えたもの」といった表現が
いちばん正しいかしれません。
日本でFHDディスプレイ搭載機といえばHTC J Butterfly、Xperia Z、ELUGA Xが
ありますが、その3機種とは動きの滑らかさがまさに雲泥の差だと感じました。
(動画で見るのがいちばんわかりやすいかと思いますが、あいにく動画は撮ってないため
動きが気になる方はYouTube等で検索してみてください。)
また、筐体は結構なサイズのものの、Optimus Gとは違って角が削ぎ落とされてるため
持ちやすさもOptimus G以上です。流石に極薄フォルムのHTC J Butterflyや横幅68mmの
ELUGA Xと比較すると劣りますが、持ちにくいということはなかったです。
ベンチマークはAnTuTuがいまいちスコアが伸びない結果に終わりましたが、
発売予定の4月までには改善されていると思います。
動作に関してはほぼ文句なしだったんですけどね。
といった感じで2機種を簡易的にレビューさせて頂きました。
どちらも前々から気にはなっていたのですが、Optimus G proは今回の件で
かなり欲しくなってしまいました。4月が待ち遠しいです。